ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年6月24日(火)

イラン・イスラエル戦争は12日後に終結しましたが、ガザは未だに虐殺と破壊の渦中にあります。一体いつまで続くのでしょうか?私たちは世界から見えない存在なのでしょうか?彼らは虐殺や殉教した子どもたちのことを見たことも聞いたこともないのでしょうか?
駐イスラエル米国大使マイク・ハッカビーは、12日間がまるで12ヶ月のように感じられたと述べました。ああ、なんて言えばいいのでしょう?私たちは2年近くも殺戮、破壊、避難、飢餓に晒されてきたのに、彼らは12日間も耐えられなかったのです。私たちが耐えてきたことの10分の1にも値しません。神の慈悲がありますように。
今日もこれまでと何ら変わりなく、いつもの日常と、毎日倒れる殉教者たちの姿がありました。
昨晩、私たちのすぐ隣にある新たな地区が攻撃の脅威にさらされました。つまり、私たちの地域は今やレッドゾーンのすぐ隣にあるということです。
今日の朝食は、焼きナスと紅茶を作りました。その後、洗濯をして、昼食にレンズ豆を炊いて、いつものように家の掃除をしました。
教育省は、停戦がなくても、ガザ地区の生徒の高校試験をできるだけ早く電子的に実施できるよう取り組んでいると発表しました。そう願っていますが、ここの状況は非常に困難で複雑です。設備の整った学校はなく、そのほとんどは避難民が住んでいます。またガザ地区の大部分では治安もインターネット接続も不十分です。
停戦が実現し、これらの虐殺と相次ぐ危機がすべて終結することを願っています。

キャンプ風景


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