ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年10月27日(月)~10月29日(水)

2025年10月27日(月)

今日は遠くから砲撃の音が聞こえました。何が起こっているのか分かりませんが、状況は不安定です。二度と戦争が起こらないよう神様に祈ります。

次男、そして幼い娘は学校に通い始めました。休んだ分を取り戻せるかもしれないからです。私は、戦争によるプレッシャーを和らげ、自分を整理しようと努力しています。戦争は私をひどく疲れさせています。娘は新しい学校に慣れ始めました。教室はテントの中にあり、机はなく、児童たちは地面に座っていました。ここのほとんどの学校はこのような状況です。

2025年10月28日(火)

今日、家事はあまりしませんでしたが、座って娘と三男の宿題を手伝いました。

次男は市場へ行き、高価ではあったものの肉を買ってきました。7ヶ月も炊いていなかったお米と一緒に炊きました。子どもたち、特に幼い娘は大喜びでした。

2025年10月29日(水)

昨夜は本当に血なまぐさい夜でした。爆撃と攻撃で100人もの殉教者が出ました。救急車が負傷者や遺体を搬送するのが止めない、陰鬱な夜でした。ああ、神様。戦争が二度と繰り返されてほしくありません。ガザの人々は、文字通り、戦争で経験したことから立ち直ってはいません。しかし、今朝は事態が落ち着いて、午前10時に停戦が再開されました。


投稿日

カテゴリー:

投稿者: