ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年10月16日(木)~10月18日(土)

2025年10月16日(木)

やっと家に着きました。自分の家で過ごす初めての夜です。とてもリラックスした気分です。夜明け後に起きて、家の埃を払い、荷造りを始めました。掃除は一日中かかり、まだ終わっていません。

続きは明日。今日も疲れる一日だ。まるで1年も家にいないような気がする。

2025年10月17日(金)

家に帰って最初の金曜日。早起きしてファジュル(注1)の祈りを捧げ、コーランを読み、それから火を起こしてお茶と朝食の準備を始めました。家に帰れて本当に嬉しかった。

埃があらゆる機器に溜まっていたので、掃除を再開し、洗いました。昼食用にご飯を用意しました。

(注1)ファジュル  

イスラム教における礼拝を行う時刻のことで、早朝の礼拝はファジュルという。

2025年10月18日(土)

戦闘機も爆撃もドローンの音もない今、この静けさはなんと素晴らしいことでしょう。イスラエルの制限措置によりガスボンベが供給されていないので、いつものように起きて火を起こしました。朝食の準備をし、いつもの家事を始めました。洗濯物を洗い、小麦粉をこねてパンを作りました。


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