2025年10月9日(木)
今日、私は素晴らしいニュースで目が覚めました。夫から昨夜停戦合意が成立したという知らせを聞き、私は大喜びをしました。ニュースを読んでいると小雨が降り始め、神からの救済のメッセージだと感じました。この日は私にとって、そして家族にとっても、全く普通の日ではありませんでした。ガザで人々が殺戮とジェノサイドに晒される日々から解放された、新しい生活の始まりを告げる日だったからです。爆撃と組織的な破壊の終焉を告げる日だったのです。痛みや傷を負ったにもかかわらず、この知らせを聞いてとても嬉しく思いました。私たちはより良い生活を送るに値するのです。
2025年10月10日(金)
今日は金曜日です。他の金曜日とは違います。避難生活最後の金曜日であり、間もなく故郷に帰れる日です。また、停戦協定発効の最初の金曜日でもあります。とても安心しました。帰れる時が近づいてきましたが、長男の試験が終わるまで待つことにします。いつものように日課をこなし、市場へ買い物に行きました。人々は停戦と停戦の発表に喜んでいました。
私は、初めて安心して恐怖を感じずに歩けました。
テントに戻り、昼食にマクルーバの準備を始めました。私たちの大好物です。さあ、お祝いしましょう。
2025年10月11日(土)
安心感を持って目覚めるのが一番の気分です。最近はまさにそんな感じです。残りの日々もこうありたいと願っています。いつものように早起きして、いつもの家事をしました。
娘はどうしても家に帰りたがっています。長男の試験が終わるまで少し待ってほしいと頼みました。それから帰る予定です。
私たちを喜びに至らせないようにしている、こうした大量虐殺と無意味な破壊にもかかわらず、希望はあります。
2025年10月12日(日)
また一日が過ぎましたが、戦争も流血もありませんでした。人々は家が破壊され、親族が殉教したにもかかわらず、いくらか安堵を見出しました。しかし、彼らは家を再建し、たとえ廃墟の上にテントを張って暮らすことになったとしても、そこに留まる決意をしています。
ガザの人々が経験したあらゆる痛み、苦しみ、抑圧にもかかわらず、人生は続いていきます。長男は今日、理科の知識や理解力に関するテストに合格しました。
(ガザ住民撮影)
