家族にとってまた金曜日がやってきました。私と家族は依然、希望も解決策も見えないままテント暮らしをしています。私にとっても子どもたちにとっても、本当に辛い日々です。彼らの未来は目の前で消えていっています。私は彼らのために何もできず、ただ立ち尽くしています。この大量虐殺と、終わりのない、残酷で血なまぐさい戦争を考えると、地球は私たちにとって狭すぎるものになってしまいました。
とにかく、私の一日は普通でした。まず火を起こして朝食を準備しました。14歳の末っ子は、この仕事にとても長けているので、よく手伝ってくれます。戦争は、火を起こすこと、人混みに並んで水を汲むこと、ストーブを作ることなど、それまで知らなかった新しいことを彼らに教えたから、彼らは本当に早く成長しました。戦争は彼らに、世界中の他の子どもたちと同じような、子ども時代、夢、そして普通の生活を忘れさせました。彼らは小さな男になってしまいました。この戦争は忌々しいです。
今日は家族のためにマクルーバ(注1)を作りました。材料が市場で手に入らず、また、その材料の値段ははとても高いので、長い間作っていませんでした。
(注1) マクルーバ
アラブ式の炊き込みご飯。鍋の中にコメ、肉、野菜、香辛料を入れ、一気にご飯を炊き、最後に鍋をひっくり返す料理。
