ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年9月14日(日)

今日は特別な日ではありませんが、戦争の期間中、毎日が殺戮と破壊の激しさという点では特別な日です。ガザ市からの避難民の光景は、私に大きな苦痛を与えました。イスラエル軍は、住民に事前に警告を与え、荷物を持ち出す時間も与えずに、高層住宅を破壊し、爆撃する行為は、非常に悲しく辛いものです。親戚の息子さんは、妻と子どもと共に爆撃の下で避難をしました。彼らの建物の近くで爆​​弾が爆発し、アパートのドアが吹き飛んでしまいました。神が彼らを守ってくださいますように。彼はこの終わりのない戦争という苦難の旅の中で、再び南へと逃れることを余儀なくされました。私たちがどれほど苦しんでいるかを世界に理解してもらい、私たちが被っているこの極端な不当な扱いと抑圧を終わらせるために、世界に何を伝えればいいのか分かりません。今日の私は、これらの出来事のために憂鬱な一日を過ごしました。普段の家事以外は何もしませんでした。6歳の娘は、YouTubeで見て憧れているバービー人形が欲しいと言いました。市場にはおもちゃは売っていなかったので、彼女には申し訳ない気持ちでしたが、物資が供給されるようになったら買ってあげる約束をしました。娘が遊ぶ権利を奪ったこの戦争を、私は心底呪いました。彼女は戦争と避難という環境の中で幼少期を過ごし、普通の幸せな子ども時代を過ごすことができませんでした。


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