ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年9月8日(月)

今日は早起きして、パンを用意し、正午前に洗濯を終わらせました。暑さだけでなく、私たちの傍に生息して、食べ物と住まいを共有しているハエやネズミは、私にとって一番の恐怖です。いつもの罠で彼らを追い払おうとしましたが、どれもうまくいきませんでした。

今日の昼食は、調理で火事になりたくなかったので、タヒニソース(注1)をかけた缶詰の肉にしました。今日は用事を済ませるために外出しました。愛するガザ市から新たに避難してきた人々の光景に、心を痛め、胸が痛みました。この人たちは一体どこに住むことになるのでしょうか。この地域には、テントが1つもなく、かつては様々な果物や野菜が生い茂る緑豊かな農地だった場所が、今ではテントの街と化しています。何ということでしょう。今起きているのは不正義、それも、とてつもない不正義です。

(注1)  タヒニソース  中東で人気のあるごまソース。

(ガザ住民撮影)


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