ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年9月6日(土)

今日はいつものように起きて家事をし、家族のために朝食を作りました。ガザには燃料のガスがないので、私も他のガザの人々も、今でも火を使って料理をしています。昼食には火を起こさず、レンズ豆を近くの伝統的なオーブンに運んで、少額のお金を払って、調理してもらいました。

良いニュースと悪いニュースがあります。良いニュースは、私たちの地域を含むハンユニスの半分が「人道エリア」(注1)になったことです。悪いニュースは、ガザ市が避難の脅威にさらされ、イスラエル軍による高層ビルの破壊が始まっていることです。本当に残念です。ガザは歴史と地理の宝庫です。神がガザを守ってくださいますように。

(注1)人道エリア

イスラエル軍がガザ市の住民に速やかに退避するように呼び掛けていて、「人道エリア」では食料や水などを受け取ることができるとしている。しかしその地域は非常に混雑していて、イスラエルが主張するような安全な場所ではない。


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