ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年6月21日(土)

早起きして小麦粉をこねてパンを作りました。今日は近くのパン屋が閉まっていたので、家で焼かなければなりませんでした。夫が焼いてくれましたが、薪が足りず、プラスチックや布を燃やして何とか焼いてくれたので、家は真っ黒になってしまいました。それから私はいつもの家事をしました。いつものように、昼食にレンズ豆を炊きました。洗濯もしました。

爆発音が断続的に聞こえてきました。

イスラエルとイランの戦争の後、この戦争は終わるのか、それとも続くのか、心配です。

ここの状況は非常に複雑で、あらゆるものが不足しています。子どもたちの健康も教育も心配です。長男は高校卒業のための期末試験が間近に迫っており、勉強の準備をしていましたが、3月18日以降、イライラして落ち込んでしまい、すべてがストップしてしまいました。彼に何をしてあげたらいいのでしょうか。ここのほとんどの学生がそうなのです。私たちは大きな監獄の中で暮らしています。健康も教育も希望も未来もありません。私たちの人生はあらゆる面で破壊されてしまいました。

勉強する次女


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