ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年6月15日(日)

私たちのニュースはメディアのニュースチャンネルから消え、インターネットはここ4日間不通のままです。これはガザ北部からのインターネットの接続の不具合によるものです。このような困難な状況下で、私たちの苦しみは増しています。最大の危機は依然として小麦粉が無いことです。私は日々、小麦粉の調達に追われています。今日、危険地帯で小麦粉を運ぶトラックが泥棒に盗まれました。多くの飢えた人々が、小麦粉を手に入れるため、あるいは家族の空腹を満たすために、危険な地域へ向かいます。中には空手で帰ってきた人もいます。私たちは今、混乱の中で暮らしています。

小麦粉を数キロ買って、マカロニと混ぜ合わせなければなりませんでした。少しでも家族のために小麦粉を残しておこうと、できる限りの努力をしています。

昼食にレンズ豆を調理しました。爆発音は今も聞こえ、砲撃も続いています。恐ろしい悪夢の中にいるような気分です!いつこの状況から抜け出せるのか分かりません。早く抜け出せるといいのですが。

ガザ人道財団に向かう人々(ガザ住民提供)


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