ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年6月12日(木)

ここ3日間はインターネットが不通です。今もまだ繋がっていません。できるだけ早く、ここ数日間の日記を書きます。インターネットへの接続が強いことを願っています。

イスラエルの軍事作戦のほとんどはハンユニス市に集中しています。爆撃と爆発は昼夜を問わず続いています。停戦合意のないまま過ぎていく毎日は、私たちにとって苦しみの日々です。

朝早く起きて、火を起こし、朝食用のお茶を作りました。それから家の掃除をしました。少量の白インゲン豆と少量の小麦粉を挽き、それをこねてパンを作りました。昼食にはナスのシチューを作りました。

ここの状況は非常に複雑です。生活のあらゆる面で困難に直面しています。あらゆるものが不足しているこの悲惨な状況を、言葉で表現することはできません。

本日、ガザ地区の大部分でインターネットが遮断されたため、ラジオで聞いたところによると、イスラエル軍はナセル病院の周辺地区の住民に対し、限定的な軍事作戦のため避難を命じました。ご存知のとおり、ナセル病院は南部で唯一、そして最後の病院であり、血液バンクも備えている唯一の病院です。

イスラエル軍が脅迫した避難現場の厳しい状況をお伝えします。ナセル病院は、イスラエル軍によってハンユニス市の大部分が占拠されており、避難を迫られていますが、市内は空き地不足から、ハンユニス東部から避難してきた多くの人々の避難所となっています。ここで起きたことは不当であり、重大な犯罪です。

ナスのシチュー


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