ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年6月8日(日)

昨夜は、これまでの夜に比べて比較的静かな夜でした。少なくとも爆発音で目を覚ますことはありませんでした。朝はいつものように起きて、朝食の準備をしました。揚げナスとサジパンです。その後、焚き火ですす汚れの残ったキッチンとバルコニーの掃除をしました。ほぼ毎日掃除が必要です。手や服、調理器具が黒くなるのは本当にうんざりです。いつになったらこの状況が終わるのでしょうか?悪い夢のようです。

今日は断水になり、私たちの苦しみはさらに増しました。息子が下の古い家の樽から水を運んできてくれました。

メニューの選択肢があまりなかったので、昼食はレンズ豆を調理しました。

今日の最も重要なニュースは、3カ月以上禁止されていた一部の品物の持ち込みが、商人たちに許可されたことです。冷凍食品、生鮮果物や野菜、そして最も重要な砂糖など、その他いくつかの品物です。数量は限られていますが、少しは安心できます。お手頃な価格であることを願います。

アッラーに、このナクバ(厄災)の早期の終息と救済を祈ります。

サジパン


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