ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年5月25日(日)

薪を割る音で目が覚めるのはいつものことになりました。まるで朝のシンフォニーのようです。この苦しみはいつ終わるのでしょうか。私は起きて火を起こし、お茶を沸かし、昨日のパンの残りと一緒にナスを炒めました。パンの配給は停止しています。WFPによるこの配給の仕組みでは人々の最低限のニーズを満たせないため、パン屋は追加の小麦粉が入荷するまで営業を停止しています。

いつものように、私は家事、掃除、整理整頓、掃き掃除をしました。昼食にはレンズ豆を調理し、コーヒーを魔法瓶に入れて午後に飲みました。その間もミサイルによる爆撃が続き、断続的な爆発音が聞こえました。イスラエル軍の車両が侵入しているからです。これを書いている今、給水車が到着し、息子が水を汲みに行きました。ほぼ毎日の作業で、息子の手は傷んでいます。ガザでは、何かを得るには「苦しみ」がつきものです。

水汲み


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