ガザ南部に住む37歳の主婦サマールさんは4人の子どものお母さん。
サマールさんの日記が伝えるガザの日々。

2025年5月23日(金)

金曜日は特別の日なので、目が覚めてアッラーにこの戦争が終わるよう祈りました。私たちは生ける屍と化しています。

その後、残りの小麦粉をこねて焼き、お茶を入れて息子たちの朝食を作りました。いつものように食器を洗い、家の片付けをしました。その間、あちこちで砲撃の音が聞こえました。今ではほぼ日常となりましたが、家々に向かって発射されるミサイルの音を聞くのは耐えられません。心が張り裂けそうです。アッラーに誰も傷つけられないことを祈ります。

私はジャガイモと黄色いご飯を炊くために火を起こしました。ニュースを聞いて、気が滅入りました。イスラエル軍が軍事作戦の拡大を発表し、私は本当に絶望し、疲れ果てました。以前の交渉では、合意に達して戦争を終わらせられると思っていましたが、大きな希望が芽生えた矢先に、それは崩れ去り、振り出しに戻ってしまいました。まるで戦闘がまた始まったかのようです。恐怖、ストレス、不安のない、普通の生活を送りたいです。もう十分です。

伸ばす前のパン


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